「医療脱毛って何回でツルツルになるの?」
「回数が多いと費用もかかるし、本当に効果あるのかな…」
そんなふうに感じていませんか?
自己処理の負担を減らしたいけれど、何回で効果が出るのか、部位ごとにどれくらい必要なのか分からず、不安になることもありますよね。
この記事では「医療脱毛 何回」をキーワードに、部位別の効果の出方や完了までの目安、さらに回数を最小限に抑えるためのポイントまで詳しく解説します。
効率よくツルツル肌を目指したい方は、ぜひ参考にしてください。
目次
医療脱毛は何回でツルツル?
医療脱毛でツルツル肌を目指すなら、回数と効果の関係を理解することが重要です。
個人差や部位によって必要な回数は変わりますが、一般的な目安をご紹介します。
【5回】自己処理が楽になる
医療脱毛5回程度で自己処理が楽になる効果を実感できます。
この段階では毛量が大幅に減り、シェービングの頻度が週に1〜2回程度まで減少します。
特に太い毛が多い脇やVIOでは効果を実感しやすく、明らかな変化を感じられるでしょう。
完全にツルツルではありませんが、日常の手間が大幅に軽減され、「脱毛して良かった」と感じる方が多い回数です。
【8回~10回】ツルツル肌になる
医療脱毛8~10回程度でツルツル肌に近づきます。
この回数では自己処理がほとんど不要になり、産毛程度の細い毛しか残らない状態になります。
多くの方がこの段階で満足する仕上がりを得られ、永久脱毛効果も十分に期待できます。
脱毛サロンと比べて医療脱毛は強力なレーザーを使用するため、この回数で理想的な結果を実現できるのが大きなメリットです。
【11回以上】部位や個人差で差がでる
部位によっては10~14回以上の施術が必要になる場合があります。
特に産毛が中心の顔や背中、お腹などは効果が現れにくく、11回以上の施術を要することが多いです。
また毛質が太く密度が高い方や、ホルモンバランスの影響を受けやすい方も追加回数が必要になります。
完璧なツルツル肌を目指すなら、最初から多めの回数プランを選択することで、後から追加する手間やコストを避けられます。
医療脱毛の回数が複数回必要な理由
医療脱毛で複数回の施術が必要になるのは、毛の成長サイクルと脱毛レーザーの特性に理由があります。
なぜ1回では終わらないのか、科学的根拠をもとに解説します。
成長期の毛にしかレーザーが反応しないから
医療レーザー脱毛が効果を発揮するのは、成長期の毛のみです。
レーザーはメラニン色素に反応して熱を発生し、毛根の発毛組織を破壊する仕組みです。
成長期の毛はメラニン色素が濃く、毛根も深いため効果的に脱毛できます。
しかし退行期や休止期の毛はメラニンが薄く、毛根付近に毛が存在しないため、レーザーを照射しても脱毛効果を得られません。
これが複数回の施術が必要な根本的な理由です。
成長期の毛は全体の20~30%のみだから
1回の施術で処理できる成長期の毛は、全体の約20~30%程度です。
同じ部位でも毛根ごとに毛周期が異なるため、すべての毛が同時に成長期を迎えることはありません。
つまり1回の施術では、見えている毛の約2~3割しか効果的に脱毛できないということです。
残りの7~8割の毛は退行期や休止期にあるため、それらが成長期に入るタイミングを待って再度施術する必要があります。
一度に全ての毛を処理することは不可能だから
毛周期の違いにより、1回で処理できる毛の割合には限界があります。
仮に20~30%ずつ処理できるとすると、完全脱毛には最低4~5回の施術が必要な計算になります。
実際には個人差や部位による違いもあるため、多くの場合さらに回数が必要です。
前回休止期だった毛が順次成長期に入ってくるため、2~3ヶ月間隔で施術を繰り返し、段階的にすべての毛を処理していくことが効率的で確実な方法なのです。
医療脱毛の回数ごとの効果
医療脱毛の効果は回数を重ねるごとに段階的に現れます。
1回目から8回目まで、それぞれの段階でどのような変化を実感できるのか詳しく解説します。
【1回目】抜け始めを実感
1回目の施術後、約1~2週間で毛がポロポロと抜け落ちる現象を体験できます。
これは「ポップアップ現象」と呼ばれ、レーザーによって毛根が熱ダメージを受けた証拠です。
施術直後は毛が残っているため効果を感じにくいかもしれませんが、時間が経つにつれて自然に抜け落ちていきます。
全体の毛量に大きな変化はありませんが、脱毛効果を初めて実感できる重要な段階です。
この体験により脱毛への期待感が高まるでしょう。
【3回目】毛量減少を実感
3回目の施術を終えると、明らかな毛量の減少を実感できるようになります。
特に太くて濃い毛が多い脇やVIOでは変化が顕著に現れ、毛の密度が薄くなったことを目で確認できるでしょう。
自己処理の頻度も週3~4回から週2回程度に減り、シェービング時間の短縮を実感できます。
生えてくる毛も以前より細く柔らかくなる傾向があります。
周囲の人にも「毛が薄くなった」と気づかれることが多い段階です。
【5回目】自己処理が楽になる
5回目を迎えると、日常の自己処理が大幅に楽になります。
毛量が初回の半分以下まで減少し、シェービングの頻度は週1~2回程度まで減少するでしょう。
剃り残しを気にする必要もほとんどなくなり、急な外出でも安心できる状態になります。
毛質も細く薄くなるため、カミソリでの処理時間も大幅に短縮されます。
多くの方がこの段階で「脱毛の効果を十分実感できた」と満足感を得られる重要なターニングポイントです。
【8回目】ツルツル状態に近づく
8回目の施術後は、ほぼツルツルの状態に近づきます。
自己処理がほとんど不要になり、産毛程度の細い毛しか残らない理想的な仕上がりを実現できるでしょう。
月に1回程度の軽い処理で十分な状態となり、肌触りも滑らかになります。
水着や薄着になる際も全く気にならないレベルまで達し、永久脱毛の効果を十分に実感できます。
多くのクリニックで推奨される標準的な回数プランもこの段階で完了となることが多いです。
部位別の完了回数目安
医療脱毛の必要回数は部位によって大きく異なります。
毛質や毛量、毛周期の違いが影響するため、部位別の目安回数を理解してプランを選択しましょう。
【顔】10回以上
顔脱毛は他の部位と比べて多くの回数が必要で、一般的に10回以上の施術を要します。
顔の毛は産毛が中心で色が薄く細いため、メラニン色素が少なくレーザーが反応しにくいからです。
特に頬や額、あごの産毛は効果が現れにくく、12~15回程度かかることも珍しくありません。
ただし蓄熱式脱毛機を使用すると、産毛にも効果を発揮しやすいとされています。
化粧のりが良くなるなどの美容効果も期待できるため、時間をかけても取り組む価値がある部位です。
【脇】5~8回
脇脱毛は比較的少ない回数で完了でき、5~8回程度が目安となります。
脇毛は太くて色が濃いため、メラニン色素が豊富でレーザーが反応しやすい特徴があります。
3回程度の施術でも毛量の減少を実感でき、効果を感じやすい部位といえるでしょう。
ただし長期間のカミソリ処理による黒ずみや埋没毛がある場合は、追加回数が必要になることがあります。
痛みを感じやすい部位でもあるため、痛みに弱い方は医師と相談して脱毛機を選択することが大切です。
【VIO】8~12回
VIO脱毛は8~12回程度の施術が必要で、個人差が特に大きい部位です。
VIOの毛は太くて濃いものの、毛量や毛質に個人差があるため、必要回数にも幅があります。
Vラインは比較的効果が現れやすく、IラインとOラインはやや時間がかかる傾向があります。
デリケートな部位で痛みを感じやすいため、麻酔の使用を検討する方も多いでしょう。
ハイジニーナ(無毛状態)を目指す場合は、さらに追加回数が必要になることも考慮してプランを検討してください。
VIO医療脱毛は何回行えばツルツルになる?サロン脱毛と回数を比較
【腕・脚】5~8回
腕・脚脱毛は5~8回程度で自己処理が楽になる状態まで脱毛できます。
腕や脚の毛は適度な太さがあり、医療脱毛の効果を実感しやすい毛質です。
毛量が多い部位ですが、ワキやVIOと比べると毛が細めなため、比較的スムーズに脱毛効果を得られるでしょう。
ツルツル肌を目指す場合は8~10回程度必要になることもあります。
夏に露出が増える部位なので、前年の秋冬から脱毛を始めることで、薄着シーズンに間に合わせることができます。
【背中・お腹】8回以上
背中・お腹脱毛は8回以上、場合によっては10~14回程度の回数が必要です。
これらの部位は産毛に近い細い毛が中心で、施術範囲も広いため、他の部位と比べて脱毛効果の実感まで時間がかかります。
特に背中は自分では見えにくい部位のため、効果の変化も分かりにくいかもしれません。
全身脱毛を行う場合は、これらの部位を考慮して10回以上のコースを選択することで、全体的にツルツル肌を目指せるでしょう。
産毛対応の蓄熱式脱毛機の使用も効果的です。
医療脱毛の回数を最小限にする方法
医療脱毛の効果を最大化し、必要回数を抑えるには正しい方法があります。
適切なケアと通院方法で、効率的に理想の肌を手に入れましょう。
毛周期に合わせて通院する
毛周期に合わせた適切な間隔での通院が、脱毛回数を最小限に抑える最も重要なポイントです。
一般的に2~3ヶ月間隔での施術が推奨されており、この期間を守ることで成長期の毛を効率的に処理できます。
早すぎる通院では前回休止期だった毛がまだ成長期に入っておらず、効果が半減してしまいます。
逆に間隔が空きすぎると成長期を逃してしまうリスクがあります。
クリニックが推奨するスケジュールを守り、計画的に通院することで最短期間での脱毛完了を目指せます。
肌状態を良好に保つ
健康な肌状態を維持することで、レーザーの出力を最大限に活用でき、少ない回数で高い効果を得られます。
乾燥した肌や炎症がある状態では、安全のためレーザー出力を下げる必要があり、脱毛効果が低下してしまいます。
施術前後は保湿ケアを徹底し、日焼けを避けることが重要です。
また規則正しい生活習慣や栄養バランスの良い食事も、肌の回復力を高めて施術効果を向上させます。
良好な肌状態をキープすることで、毎回最大出力での施術を受けられるでしょう。
適切な自己処理を行う
施術前の自己処理を正しく行うことで、レーザーエネルギーを毛根に効率的に届けられます。
施術の1~2日前に電気シェーバーで毛を剃り、1~2mm程度の長さに揃えることが理想的です。
毛抜きやワックスでの処理は毛根を取り除いてしまうため、脱毛効果を大幅に減少させてしまいます。
また剃り残しがあると、表面の毛にレーザーが反応して熱くなり、出力を下げる必要が生じます。
丁寧な事前処理により、每回の施術で最大限の脱毛効果を実現できるのです。
脱毛機の種類を確認して選ぶ
自分の毛質や肌質に適した脱毛機を選択することで、効率的な脱毛が可能になります。
太い毛には熱破壊式、産毛には蓄熱式が効果的とされており、部位に応じて使い分けるクリニックも増えています。
また最新の機器ほど照射スピードが速く、広範囲を短時間で処理できるため、施術回数の短縮につながります。
カウンセリング時に自分の毛質について相談し、最適な脱毛機を提案してもらいましょう。
機器の特性を理解して選択することで、最短ルートでの脱毛完了を目指せます。
医療脱毛とエステ脱毛の回数比較
医療脱毛とエステ脱毛では、必要な施術回数に大きな違いがあります。
脱毛方法の違いが回数に与える影響を詳しく比較してみましょう。
医療脱毛は少ない回数で高い効果
医療脱毛は5~8回程度の少ない回数で脱毛を完了できます。
医療機関で使用するレーザー機器は高出力で、毛根の発毛組織を完全に破壊する永久脱毛効果があるためです。
1回の施術で処理できる毛の割合が多く、効果的に脱毛を進められます。
たとえば全身脱毛の場合、医療脱毛なら5回コースで満足できる結果を得られることが多いでしょう。
施術回数が少ないため通院期間も短く、1年程度で理想的な肌状態を実現できるのが大きなメリットです。
エステ脱毛は多くの回数が必要
エステ脱毛では12~18回以上の施術が必要になることが一般的です。
エステサロンで使用する光脱毛機器は出力が制限されており、毛根に与えるダメージが限定的だからです。
制毛・抑毛効果は期待できますが、完全な毛根破壊はできないため、時間が経つと再び毛が生えてくる可能性があります。
全身脱毛を完了するには2~3年程度の長期間が必要で、回数を重ねることで総費用も医療脱毛と同等かそれ以上になるケースも少なくありません。
まとめ
医療脱毛でツルツル肌を目指すには、回数の目安を把握しておくことが大切です。
一般的には5回で自己処理がかなり楽になり、8〜10回で産毛が残る程度の仕上がりに。
ただし顔やVIOなど部位によっては11回以上かかることもあり、最初から余裕を持った回数プランの選択が効果的です。