ボトックス注射のダウンタイムはどれくらい?術後の腫れは何日でひく?

「ボトックス注射のダウンタイムはどれくらい?」
「ボトックス注射の腫れはどれくらいでひくの?」

このようなことでお悩みではありませんか?
実はボトックス注射はダウンタイムが少ない施術としても人気が高いです。
腫れはまれに1週間~10日続く場合がありますが、基本は数日で改善されるケースがほとんどです。

なので、ボトックス注射のダウンタイムは数日と考えてよいでしょう。
この記事では人気のボトックス注射のダウンタイムについて解説していきます。

この記事のポイント
  • ボトックス注射のダウンタイム
  • 腫れは何日でひくのか

この記事を最後までご覧いただければ、ボトックス注射がダウンタイムがほとんどない施術で、
会社勤めのあなたも施術をすることができるとわかるはずです。
理想の自分に近づくためにぜひ最後までご覧ください。

ボトックス注射のダウンタイムはほとんどなし


結論から言うとボトックス注射にはダウンタイムがほとんどありません。

主な症状として、腫れ、痛さ、内出血、違和感などがあります。
これらの症状はほとんどの場合、数日でおさまります。
人によっては、1週間ほど症状が続く場合がありますが、時間の経過とともに症状が改善します。

このように、ボトックス注射が人気な理由はダウンタイムがほとんどないのが大きな理由です。

腫れは何日でひくの?

上記でもお伝えしたように、注射した箇所が腫れた場合でも腫れは2,3日で引きます。
長い方で注射した箇所が1週間ほどはれる場合がありますが、自然におさまります。

仕事などで周りの目が気になるという方は金曜日に施術を受けて、週末は自宅で安静にするとよいでしょう。
ボトックス注射をした後は注入個所をマッサージしたりしないように注意が必要です。

ボトックス注射の施術後の注意点


ほとんどダウンタイムがないボトックス注射ですが、術後にはいくつか注意点があります。
必ず注意点を守って。ダウンタイムが長引いたり、思わぬ副作用を引き起こさないように注意が必要です。
反対に注意しなくてもいい点として、化粧や洗顔など日常生活に特に制限はありません。

ボトックス注射の施術後の注意点
  • 長湯とサウナは避ける
  • アルコールは控える
  • 寝る姿勢に注意する
  • 激しい運動は控える
  • マッサージは厳禁

長湯とサウナは避ける

まず、施術当日に熱いお風呂(湯舟)に入ったり、サウナを利用したりすることは避けましょう。
注射した部分は血行が促進することによって腫れやすくなり、内出血や赤みが残ってしまったりするおそれがあります。
なので、施術後当日の入浴は、軽めのシャワーで済ませるのがおすすめです。

アルコールは控える

アルコールには血行促進効果があるので、施術当日は飲酒を控えましょう。
飲酒によって血流が促進され、内出血や赤みの原因となることもあるので、少なくとも施術当日は禁酒を心がけましょう。

寝る姿勢に注意する

就寝時に注射した箇所に枕が当たると圧力がかかってしまうため、施術当日は寝る姿勢にも注意する必要があります。
横向きで寝るのはなるべく避けて、治療後3時間は空けてから寝るようにしましょう。

激しい運動は控える

歩いたり家事をしたりするなどの日常動作であれば問題ありませんが、ジョギングなどの激しい運動は避けたほうが無難です。

マッサージ厳禁

術後はマッサージを控えることがとても重要です。

なぜなら、術後にマッサージをすると、注入した薬剤がほかの部位へ分散する原因になります。、最低でも術後3~4日はマッサージを控えるようにしましょう。
メイクを落としたり洗顔したりする際も、肌に圧力をかけないように注意する必要があります。

ボトックス注射はダウンタイムがほとんどない施術ですが、直後は安静に保つのが基本です。
特に、施術当日の行動には注意が必要です。。
当日は血行を良くするような行動は避け、安静に保つことを最優先にしてください。

ダウンタイムの影響と注意点

ダウンタイム中は安静に過ごす必要があるため、外出することができません。
顔がうまく動かせずに、会話や食事がうまくできなくなり、日常生活に支障をきたすケースもあります。
仕事をしている人は、ダウンタイムが終わるまで、ある程度休暇を取る必要があります。
腫れや傷が目立つ状態で仕事をしても、整形したことが周りにばれやすいため、ダウンタイム中は極力人に会わないようにしたほうがいいでしょう。

仕事の関係上、長期間の休みを取ることができない人もいるかもしれませんが、腫れや内出血などのリスクを最小限に抑えるためには、安静に過ごす期間が必要不可欠です。
ダウンタイムのことを考えて、整形する前から仕事のスケジュール調整をしておくなど、できる限りの準備をしておきましょう。
どうしても仕事が休めないのであれば、ダウンタイムの少ない施術を選ぶなど、対策を行う必要があります。
事前に医師に相談して、適切なアドバイスをもらいましょう。

刺激には気を付ける

ダウンタイム期間中は、軽い刺激で炎症が起きてしまう可能性があるため、施術した箇所を触ったりこすったりするのは避けましょう。
化粧を落とす際に肌をゴシゴシと洗うのも避けなければなりません。
刺激を避けるためにも、ダウンタイム期間中はメイクを控えましょう。
血行が良くなると腫れが悪化することもあるため、激しい運動や入浴などで体を温めないようにすることも大事です。
腫れが引かないなどのトラブルを未然に防ぐためにも、ダウンタイムは安静に過ごすことを最優先することが大事です。
万が一、気になる症状が出た場合には、そのまま放っておかずに早めにクリニックに相談して、正しい対処法を教えてもらいましょう。
自分で判断せずに、専門家から正しい対処法を聞くことが大事です。

ボトックス注射が人気の理由!ダウンタイムが少ない?

ボトックスとはボツリヌス菌毒素のことです。
毒性が強い特徴がありますが、治療には生理食塩水で薄めたものが使われるため、副作用はほとんどありません。
ダウンタイムが少ない安全な治療法なので、シワ治療や痩身効果など幅広い治療に用いられています。

先に紹介した日本美容外科学会の「第1回全国美容医療実態調査報告書」によると、ボトックス注射の施術数は外科的手技のどの項目よりも多く、高い人気を集めていることがわかります。

施術時間が短くリスクも少ない

ボトックス注射が人気を集める最大の理由は、ダウンタイムが少ないといわれている点にあります。
ボトックス注射はメスを使用しない治療法なので、身体への負担が少なく、腫れや炎症によるダウンタイムも短い傾向にあります。
施術時間も10分程度ですぐに終わるため、普段から忙しい人も気軽に挑戦しやすいと言えます。
術後の腫れや炎症はほとんどなく、施術を受けた当日にメイクすることもできるとされています。
手術後はすぐに日常生活に戻ることができるのであれば、仕事への影響も最小限に抑えることができるでしょう。
また、ボトックス針跡はほとんど目立たず、人にバレる心配もないといわれています。
このように、リスクが少なく手軽に施術を受けやすいといわれていることが、ボトックス注射の大きな魅力だと言えるでしょう。

ただし、施術後の症状は個人差があるため、稀に注射を刺した部分に内出血が起きることがあります。
その場合も、1週間~2週間程度で症状が改善することが多いといわれています。
内出血といっても化粧でカバーできる程度のものなので、普段通りに仕事をすることができます。
むくみのような症状を感じる人もいますが、2~3日もすれば目立たなくなるのが一般的ですから、過度に心配する必要はないと言えるでしょう。

韓国よりも上!日本は整形大国?

美容医療の進歩とともに、日本の美容整形事情も徐々に変わりつつあります。
日本美容外科学会が行った集計結果によると、国内の医療機関の2017年の美容整形件数は190万件に上りました。
これはアメリカ422万件、ブラジル252万件に次ぐ世界3位という結果になります。
「整形大国」と呼ばれる韓国を上回った件数に、驚いた人もいるでしょう。

施術の中身を詳しく見てみると、日本は外国と違った独自の傾向があります。
日本では施術数に占める外科手術の割合は15%ほどで、世界全体の44%と比べて大きく下回っています。
このことから、日本では外科手術をする人は少数派で、薬剤治療やレーザーなどのプチ整形が主流であることがわかります。
外科手術とプチ整形の大きな違いは、メスを使うか使わないかという点です。
メスを使う外科手術の場合、術後の回復期間が長くなるなどのリスクがありますが、メス不要のプチ整形であれば身体への負担が少ないため、比較的気軽にチャレンジすることができます。
大きなリスクをとらないプチ整形の手軽さが、日本で広く浸透した理由のひとつだと言えるでしょう。

日本美容外科学会がまとめた「第1回全国美容医療実態調査報告書」によると、非外科的治療で最も多かった注入剤はヒアルロン酸の44万9424件で、外科手術ではまぶた形成手術が14万9861件と最多でした。
世界全体で見ると体形を直すニーズが多い一方で、日本ではまぶた形成や顔面若返り治療など、顔を対象にした美容整形のニーズが多い傾向にあります。

関連リンク:第1回全国美容医療実態調査報告書

ボトックス注射の一般的な流れ

ボトックス注射の施術を受ける前に、一般的な流れを把握しておきましょう。
施術前は医師とカウンセリングを行い、ボトックス注射を打つ場所や量について決めます。
患者の悩みや希望をもとに、最適な施術方法が紹介されるので、悩んでいることや不安に思っていることがあれば、カウンセリングを受けるときに正直に伝えましょう。
仕事に支障が出るかどうか不安な人も、事前に相談しておくと、最適な治療法を提案してもらうことができます。
カウンセリング後は必要な箇所に麻酔処置、または患部冷却を行います。
どのような処置をするかは、時間の都合やクリニックによって異なるので、事前にきちんと確かめておきましょう。

効果が出るまでには半月

麻酔を行ったあとに、気になる部位にボトックス注射を行います。
施術時間は箇所によって異なりますが、一部位だけであれば5~10分程度で終了するのが一般的です。
施術が終われば、注射した箇所を冷却して完了となります。
注射した当日は効果がほとんど出ませんが、施術後2~3日ほど経過すると徐々に効果が出てくるようになります。
一気に効果が出るわけではないので、いきなり見た目が別人のようになることはありません。
2週間ほどで効果が安定し、数か月ほど持続することができます。
ただそのあとは、数週間かけて効果が徐々に消えていくため、年に2~3回ほど注射を打つ必要があります。

大事な予定やイベントに間に合わせたいのであれば、2~3日前にボトックス注射をするのではなく、半月~1カ月ほど余裕を持って施術を受けましょう。
施術直後は効果を感じにくかったり、ダウンタイムが終わっていなかったりすることもありますが、1カ月も経てば効果が安定していると考えられるため、ベストな状態でイベントに臨むことができるでしょう。

まとめ

日本では美容医療のハードルが低くなっており、美容整形へのイメージも変わりつつあります。
メス不要のプチ整形であれば、リスクが少ないため、大掛かりな手術が苦手な人でも気軽にチャレンジできるでしょう。
ただし、実際に施術を受けるときは、ダウンタイムに注意する必要があります。
ダウンタイムが不安なのであれば、ボトックス注射を選びましょう。
ボトックス注射であればダウンタイムが美容整形より短く、他人にバレにくいため、すぐに日常生活を取り戻すことが期待できます。
ボトックス注射をする前に、各クリニックの情報をしっかり集めて、信頼できるところで治療を受けるようにしましょう。