ヒアルロン酸での涙袋形成は安い?すぐできる?施術の流れまで徹底解説

ふっくらした涙袋は、目元がパッチリして見えると憧れる人が多いパーツです。
涙袋形成に興味を持つ人も、増えてきています。
興味はあるけれど、安くて安全に希望がかなう施術なのか気になっている方も多いでしょう。
そこでここでは、涙袋形成の料金や施術の流れについて紹介します。
涙袋のメリットやどんな人におすすめかも、合わせて参考にしてください。

涙袋とは

最初に、涙袋とはどんな役割を持っているパーツなのかを紹介します。
涙袋があるメリットや涙袋形成をおすすめしたい人についても、見ていきましょう。

涙袋って何?

涙袋とは、下まぶたのふくらんだ部分を指します。
目の周りには眼輪筋と呼ばれる筋肉があり、涙袋は下まぶたで眼輪筋が発達した状態です。
涙袋がもともと発達している人もいますが、筋肉のふくらみですからきたえられれば涙袋が目立つようになります。
特に笑顔になったときには涙袋がふっくらと強調されますが、これは眼輪筋が収縮している証拠です。
無表情のときには涙袋がないように見えて、笑うと涙袋が出てくる人も少います。

眼輪筋を発達させれば涙袋ができるなら、トレーニングで涙袋を作ろうと思うかもしれません。
しかし、トレーニングで作った涙袋は筋力が低下すればなくなってしまいます。
筋力は加齢によって弱まることもありますし、目の周りの筋肉を使わなくなることでも弱ってきます。
スマートフォンやパソコンをよく見る人も、目の周りが緊張しっぱなしになり筋肉疲労を起こして涙袋がなくなりやすいため注意が必要です。

涙袋を作るメリット

涙袋を作るメリットは、まず目を大きく見せられる事です。
一重の人が二重に変わるのと同じで、涙袋はまぶたの下まで目の存在感が与えられるため、目の大きさ自体は変わっていなくても目が大きくなったように感じられるのです。
また涙袋は笑って眼輪筋に力が入ると膨らんで目立つという特徴があるため、笑顔の象徴とも言える存在です。
表情が明るくなり、常に笑みを湛えているようにも見えるため、女性らしい色気も出せます。
さらに涙袋は若く見せる効果もあります。
まぶたの下がぷっくりと膨らんでいると、小じわが目立たず目元にハリがあるように印象づけられるのです。
そして印象が変わるのは目元だけではありません。
目の周囲に凸凹が無いと、顔も平面的でのっぺりとした印象になりますが、涙袋があると目の下に凸凹が出来るので、顔が立体的に見せられるようになるのです。

涙袋があるメリット

涙袋に憧れて、メイクで作るテクニックも広まっています。
メイクをするたびに涙袋があるように演出するのは大変ですが、苦労してまで涙袋を作ろうとするのは涙袋がある目元に魅力があるからです。
人気のある芸能人には涙袋がある人が多く、目元をより印象的にしています。
好きな芸能人に似た顔立ちになりたくて、涙袋を作っている人もいるでしょう。
顔の中でも目元は重要なパーツですから、いかにインパクトを強くするかに涙袋が一役買っているのです。

女性の愛らしさを際立たせる効果を持つ涙袋ですが、男性にも注目され始めています。
目が大きくパッチリした印象を与えることができれば、接客業や営業職に就く人にもメリットとなるでしょう。
どこか哀愁のただよう目元に見えるときもあることから、涙袋のハッキリした男性芸能人も人気が出てきています。
笑顔になった途端に下まぶたがふっくらすると、表情にも変化がついて魅力的に見えます。

涙袋形成がおすすめな人

涙袋が欲しいと思っているなら、涙袋形成がおすすめです。
目元を強調したい、大きく見せたい人には、涙袋を作ることで理想の目元に近づけるでしょう。
目元の印象がキツくて優しい雰囲気にしたい人にも、涙袋形成はおすすめです。
涙袋があるだけで、はかなげな印象が出てきます。
色気を出したいときにも、バッチリです。
もちろん、可愛らしく見せたい人にも向いています。
周囲に好印象を与えたい人には、涙袋形成を検討してみることをおすすめします。

毎日メイクで涙袋を作っている人には、涙袋形成の施術でセルフ形成を卒業する手があります。
涙袋を作るために、メイクの工程が1つ増えるのは大変なことです。
急いでいるときに失敗してやり直す羽目になったり、外出先でメイクが崩れて急に涙袋がない人になってしまうこともあります。
下まぶたにテープを貼ることを繰り返して、肌トラブルを心配している方もいるでしょう。
そうしたデメリットがなくなり、いつでも涙袋のある目元になれるのです。

涙袋の作り方

涙袋を作るには、いくつかの方法があります。
以下に紹介していきますので、自分に合った方法を見つけてみませんか?

セルフ

涙袋は筋肉によってできているので、マッサージやトレーニングでも形成は不可能ではありません。
ただし効果には個人差があり、頑張っているのに涙袋ができないという人もいます。
また、メイクと同じで持続的な効果には期待できないのも特徴です。
マッサージやトレーニングを継続しないとせっかくできた涙袋が消えてしまったり、逆に頑張り過ぎで目元の筋肉が疲れ切ってしまうこともあるのを忘れないようにしましょう。

涙袋を作るマッサージやトレーニング方法には、諸説あります。
どの方法が合っているかは、人によって差があるでしょう。
例えば、目頭と目尻を指で押さえながら下まぶたに力を入れるというような簡単トレーニングもあります。
直後に涙袋が発生しても、瞬時に消えてしまうこともあるため、いろいろな方法を試してみることをおすすめします。

脂肪注入法

プチ整形で涙袋を作る場合、脂肪注入法を選ぶ手があります。
自身の体から脂肪を吸引し、下まぶたのまつ毛の際に注入するのです。
涙袋のプチ整形には薬剤を注入する方法もありますが、人によっては薬剤の成分にアレルギー反応を起こしてしまう可能性もあります。
その点、脂肪注入法では注入するのが自身の脂肪ですからアレルギー反応が起こりにくいのがメリットです。

脂肪注入法は、注入した部分の組織への定着率が高いのもメリットの1つです。
組織に脂肪が定着すれば、半永久的に持続します。
脂肪注入法で涙袋を形成した場合、取り除きたいときには切開手術が必要になるほど定着率に期待できます。
注意しておきたいのは、脂肪の注入量やバランスです。
デコボコした涙袋にならないように、高い技術できめ細かい施術が可能な医師を選ぶことをおすすめします。

ヒアルロン酸注入

プチ整形による涙袋形成のもう1つの方法が、ヒアルロン酸注入です。
ヒアルロン酸注入は、脂肪注入法に比べると先に脂肪を吸引する必要がないぶん短時間で済みます。
下まぶたにヒアルロン酸を注入していくのですが、注入する量や箇所は希望に応じて相談で決めていきます。
下まぶたにヒアルロン酸を注入すると、期待できる持続性は半年から1年ほどです。
徐々に体内に吸収されていくため、自然と元に戻ります。
すぐに元に戻したい場合は、ヒアルロン酸を溶かす薬剤の注入をすることも可能です。

ヒアルロン酸注入は、涙袋形成をはじめ様々なプチ整形で人気があります。
個人差もありますが、早い段階で効果を感じやすいこと、リーズナブルな料金で施術を受けやすくなってきていることなどが人気の理由です。
施術が短時間で済むのが一般的で、気軽にプチ整形にトライできると身近に感じる人が増えてきていることもあるでしょう。
効果の持続期間が限られているため、次回の注入はデザインを変えてみるという楽しみ方もあります。

ヒアルロン酸について知ろう

ヒアルロン酸は、市販の化粧品に含まれる成分としてもよく使われています。
とはいえ、顔に注入するとなると安全性や効果について心配という方もいるでしょう。
ヒアルロン酸の特性や注入による効果について、さらに詳しく紹介します。

ヒアルロン酸とは?

ヒアルロン酸は、人の体内に存在している成分です。
保湿や保水に優れた作用を発揮し、体内に十分にヒアルロン酸があると肌のハリがよかったりシワができにくいといった影響があります。
ヒアルロン酸の多くは皮膚や関節に存在していますが、加齢や生活習慣によって減少してしまうのも特徴です。
ヒアルロン酸が減ってくることによって、ほうれい線やシワが目立ってきたり肌が痩せて疲れたように見えてきます。

ヒアルロン酸注入では、メスを使わず注射器でヒアルロン酸を皮膚内に入れていきます。
もともと人の体内にある成分ですから、安全性の高さにおいても安心です。
リーズナブルに実行できるプチ整形の薬剤としても普及し、ヒアルロン酸注入を経験した人は増えてきています。
時間の経過によってゆっくりと体内に吸収されていく成分のため効果の持続期間は限られているものの、逆にそのほうが自然で安心と受け止める人も少なくありません。

ヒアルロン酸注入とは

ヒアルロン酸注入は、ヒアルロン酸を注入した部分をふっくらしたハリのある肌にする目的でおこないます。
涙袋形成の場合は、ヒアルロン酸を注入する部分が下まぶたです。
薬剤を注入することで、下まぶたがふっくらして涙袋状になるのです。
ヒアルロン酸の量や注入するポイントによって、目元の印象を変えることもできます。
目が大きく優しい目元になる効果に期待できますが、セクシーな目元にしたい、華やかな目元が憧れという人にもおすすめです。
若々しい印象になることから、エイジング対策にも向いています。

ヒアルロン酸注入の効果は、メイク時間の短縮にもつながります。
メスを必要としないプチ整形ですから、ダウンタイムなどの治療リスクが少ない点も特徴です。
低料金で受けやすく、初回のお試し価格を1万円程度からに設定しているクリニックもあります。
料金についてはクリニックによる差もありますが、注入するヒアルロン酸の種類や量による違いもあるため、あらかじめチェックしておくようにしましょう。

ヒアルロン酸注入の種類

涙袋形成に使用されているヒアルロン酸の種類について、涙袋に適した代表的なものを紹介します。
ベルラストは韓国産のヒアルロン酸ですが、ヨーロッパ認証を取得した1号としてよく用いられています。
従来のヒアルロン酸は、弾性と粘性が物足りない点に問題がありました。
ベルラストは従来の問題点を改善して、弾性・粘性ともに優れた6ヶ月程度以上の持続力を持つヒアルロン酸になっています。

ジュビダームは、ボトックスでよく知られているアラガン社が開発したヒアルロン酸です。
従来のヒアルロン酸に比べると持続時間が長いのが特徴で、1回施術するだけで9ヶ月~最長2年の効果に期待できます。
飛躍的に効果の持続時間が伸びたのは、分子の異なるヒアルロン酸を上手く配合した成果です。
ベルラストと同様に、安全性の高さでも信頼されています。

イヴアールは、韓国食品医薬品安全長の許可を受けているヒアルロン酸です。
韓国の食品医薬局にも登録されるほど人気が高く、韓国国内はもとより世界20ヶ国以上で使用されている点からも安全性の高さがわかります。
ヨーロッパでは、医薬品の品質を追求する理事会であるEDQMの認証を受けている高品質なヒアルロン酸です。
持続時間は、7ヶ月程度以上の効果に期待できます。

レスチレインは、3~6ヶ月の持続期間を誇るスイスのガルデルマ社が開発したヒアルロン酸です。
世界90ヶ国以上で数多くの治療に使用されてきた実績があり、日本国内でも早くから発売されています。
日本の厚生労働省にあたるアメリカの食品医薬品局(FDA)で承認されたヒアルロン酸としても、第1号です。
体内で安定化させる特殊な技術により、他社のヒアルロン酸と差別化を図っている点も注目されています。

実際の流れ

涙袋形成のためにヒアルロン酸を注入する施術は、次のような流れでおこないます。
まず、カウンセリングをおこない、どんな印象の目元にするかを相談します。
遠慮なく希望を伝えてください。
施術によって期待できる効果についても、カウンセリングで説明します。
カウンセリングで納得したら、すぐに施術を受けることも可能です。
一度帰宅して、再度クリニックを訪問した際に施術を受けることもできます。
施術自体は片側につき5分から10分程度で終わり、すぐに帰宅可能です。

ヒアルロン酸の注入は涙袋片側に3~4針を注射しておこないますが、事前に麻酔をするため痛みに弱い方も安心してください。
ヒアルロン酸の注入量は、片側で0.3~0.5ccが平均的です。
注入後は、目立つ傷痕もなく特別にアフターケアの時間がかかることもありません。
当日の入浴・激しい運動・飲酒は避ける必要がありますが、シャワーを浴びたり洗顔することは問題ありません。

よくある質問

ヒアルロン酸注入による涙袋の形成施術には、よくある質問も出ています。
例えば、仕上がりが不自然にならないかという質問がよくありますが、ヒアルロン酸は必要な分量だけ注入して自然な仕上がりになるため安心してください。

副作用については個人によって異なり、施術後2~3日腫れや内出血が起こることもあります。
ただし長期的に続くことはなく、自然に消えていきます。
万が一、腫れや内出血が続くようであれば、すぐにクリニックに相談してください。

効果の持続時間については、ヒアルロン酸の種類によって差があります。
例えばジュビダームは持続時間の長いヒアルロン酸ですが、どの種類のヒアルロン酸を使用するかは医師と相談して決めることをおすすめします。

ヒアルロン酸で可愛らしい涙袋を!

ヒアルロン酸注入による方法を中心に涙袋形成について紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?クリニックでのヒアルロン酸注入は、リーズナブルかつ安全性の高い涙袋形成術です。
人気も高い施術のため、目元に悩んでいる方には検討しがいがあるでしょう。
ここで紹介した内容を参考にして、涙袋形成術で理想の目元を追求してみてください。